ハーティアの森
自然国家グリーンの領地でもっとも多くの面積を占める、人間でない存在が住まう森。





フローライト  外見は十二歳ぐらい
見た目は子供だが実際は数千年(ルーヴェ滅亡以前から)生きているエルフ。
ハーティアの森において、エルフを含め全ての住人達の女王的存在。
性格もまさに女王様で気位がとても高いが、無駄に傲慢ではなく、とても優秀な指導者である。
ただし、自分の従僕(だと思っている)ノワールには遠慮なく我が儘である。

好きなもの ノワール(従僕)、ウィゼライト(妹)、瑠璃(保護対象)、バーデュア、ベリドット、森の住人達。
嫌いなもの ルーヴェ帝国最後の皇帝、森を荒らすもの、人間、馬鹿、恥知らず。





ウィゼライト
フローライトの妹、唯一の肉親。
世界すら滅ぼしかねない災厄(カラミティ)と化したため、フローライトの手で封印される。
胎内に魔界の水精『蛟(みずち)』(暗黒水の具現化獣、力の塊にして象徴)を宿している。
エルフの脆弱な肉体と精神では、蛟を制御しきれず、自我すら冒(犯)されかけていた。
現在は、紆余曲折の末、アンブレラに引き取られている。

好きなもの アンブレラ(恩人、御主人様)、フローライト(ねえさま)。
嫌いなもの ルーヴェ帝国最後の皇帝、蛟(制御できない力)、穢れた己の心と体。
容姿 黒髪のエルフ、セレナの用意した黒い(スカーフやラインは血色)セーラー服。






瑠璃
天魔族の生き残り、疾うの昔に絶滅したはずの超古代生物のさらなる突然変異体。
本人曰く究極のレアモンスター、マリア曰くスーパーレアな獲物。
ハーティアの森でフローライト達に保護されている身の上。
ちなみに、ノワールを拾ってきたのは彼女である。

容姿 黒のスウェットジップアップパーカにスパッツ、黒のスニーカーにアンクルソックスといった、実にスポーティーなファッション。
黒髪のボブカット、黒玉のパッチリとした瞳、象牙のように白く美しい肌をしたちっちゃな女の子。
額に長円形の群青色の美しい宝石が貼りついている。





ノワール・フォン・ルーヴェ(ACT2 第164話〜) 外見年齢十五歳前後
死の淵から蘇った新生ノワール。
ラストエンジェルがないので攻撃力こそ低下しているが、精神的にも技術的にも成長し以前よりも強くなっている。
新たに幻相鏖殺と不可視の剣といった技を編み出した。
不本意ながら、フローライトの従僕のような立場を受け入れ、ハーティアの森を守護している。

容姿、黒髪黒目、黒一色の王衣(豪奢な衣装)。





ベリドット 銃士侍女(ガンナーメイド)型人形
13〜15の愛らしく幼い少女のようにも、18〜20の落ち着いた大人な女性にも見えるエルフ型の機械人形。
バーデュアの予備パーツとデータを元に、フローライトと瑠璃が暇潰しに作った銃士侍女(ガンナーメイド)型の人形。
戦闘能力はオリジナルのバーデュアから見てさらに低性能(スペック)、自主的にフローライトと瑠璃にメイドもどきとして奉仕している。
彼女の原動力はゼンマイ……この時点で低性能なのは宿命と言える。守護人形と比べたら玩具だが、現代の市販の機械人形には負けていない。
裏表なく本当に誰にでも優しく、慈愛に満ち溢れた性格(性質)。ノワールのことを好きと公言しているが、母性(愛庇護)的なものなのか、恋愛感情なのかは不明。
バーデュアの量産型(廉価版)のような存在だが、あまりの低性能と制作者が違うことから守護人形とは認められず、バーデュアの『義妹』人形といったところである。
散弾銃を好むバーデュアと違い、彼女は狙撃銃による遠距離射撃を好み得意とする。

容姿、腰元まであるオリーブグリーンのツインテール(黒いリボン)、髪と同じ色のパッチリとした瞳、額にはオリーブグリーンな逆三角形の小さな宝石。
首に黒の蝶リボン、深緑の変形(スリットの入ったビスチェ型のワンピース、フリルエプロン、黒帯)メイド服、生足に直接白いロングブーツ。
主要装備 ドラグノフ、レミントンM700 、レミントンデリンジャー×2。




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